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リバーカヤック
 
  リバーカヤックは川で乗るフネです。シーカヤックは海で見かけやすいのですが、リバーは目にする機会が少ないのでわかりづらくあまり知られていません。けれど2016年リオ五輪でカヤックの羽根田選手がアジア人初のメダルを獲得したことで多少は知られるようになりました。けれど日本の河川の殆どは漁業関係団体が漁業権での管理していることもあって、川下りは漁師や釣り人とのトラブルを避けて行なう必要があります。

ダッキーで川下りをしているとカヤックをしている人達に出会うことがあります。見ていると急流の中でカッコよくコントロールして漕いでいるので凄いなあと憧れます。初期のダッキーズのメンバーは3年くらいやるとマイカヤックを乗るようになりました。最初に立ちはだかるロールの壁を越えたらハマっていきます。

カヤック競技の種目には静水(フラットウオーター)と急流(ホワイトウオーター)ゲレンデがあり、急流の中でもフリースタイル、スラローム、カナディアン、ワイルドウオーターなど専門種目に分かれています。自由にやりたい人はダウンリバーやツーリングを楽しみます。
    ツーリング   川の中流域から下流域に移動する川旅を楽しむ。途中でキャンプも出来るよう荷物を積むスペースがある。長距離を漕ぐので直進性のある長い艇。
 ダウンリバー  ホワイトウオーター(急流)のある中流域を楽しみながら一定区間を下るスポーツ的なリバーツーリング。フネの長さは3m前後で短く浮力、直進、回転性などトータルバランスに優れている艇です。
   スラローム   カヌー競技の一種でコース間に設置したダウンとアップのゲートを通過しながらポイントとタイムを競う種目。シャープで薄いフォルムで軽くて細長い形の艇。
 ワイルドウオーター スラロームと同様のカヌー競技の一種でホワイトウオーターの区間を更に特殊な形の艇でスピードを競う。直進性を重視して極端に幅が狭いので乗る事すら困難な艇。
   フリースタイル  以前はリバーロディオとも言われて一カ所の瀬で様々なムーブを行なって技を競うトリッキーな種目競技。艇は最短で回転しやすい。
 
準備が簡単 まな板にもなります 始めはドキドキ アグレッシブ

ロール練習
 転覆(沈)すると自分で起き上がるスキル「ロール」を習得していないと脱艇して急流を泳ぐ事になり危険です。その為にロール練習をします。
セットアップの体勢から 水中でパドルを回す 頭を上げずに 大きな動作で起き上がる

ダッキーとカヤックの違い
 ダッキー カヤック 
レクリエーション的
準備、撤収に時間がかかる。

2人乗りにて運動苦手な人とも一緒に出来る
初心者でも乗りやすく、安定がいい。
転覆しても自分でリカバーが出来る。
風の抵抗を受けやすく瀞場はつらい。

長い瀞場は進みにくくつらい
パンク、裂傷等故障や不具合を生じやすい
小さく収納できるので保管、移動がラク

脚を伸ばせるので開放感がある。
中古は少なく、新品の価格は高い
スポーツ的
準備や片づけに時間がかからない。
初心者には難しい乗り物で練習が必要。
風の抵抗が少なく、瀞場でも進みやすい
ムーブを練習する楽しさ、目標が出来る。
故障が殆んどなくメンテナンスがラク。
中古も多く、新品価格も安い。
ロールやブレスなどのリカバー習得が必須
保管や移動にかさ張る。
脚を中に納めるので閉塞感がある。