シャワークラ 沢登の危険  阿南・若杉谷 木沢・Aコース 轟九十九滝コース 他ゲレンデ
最高の爽快感!マイナスイオンにどっぷり癒される
シャワークライミング

 シャワークライミングとは
 夏の登山で渓の沢筋をルートに登っていくのが沢登りです。取り付きでは渓の幅も広く、水量もあり下半身浸けて歩いたり岩のヘリをへつったり、泳いだりして進み、滝のしぶきを浴びながら登攀するシーンがシャワークライミングのイメージです。沢登りは標高が上がるとともに沢は細くなり、終盤は薮を漕いで尾根筋や登山道に出て山頂やピークを目指して登山道で下山します。夏の登山では気持ちよく快適ですが、沢の装備と岩登りの支点確保ワークの装備とスキルが必須で危険も伴います。レクサーのシャワークライミングは沢の水量が多い急峻な区間を切り取って沢登りを楽しみゴールの滝で昼食して、帰りは登山道や作業道を下ります。マイナスイオンの刺激を受けながら岩を攀じ登り、淵を泳ぎ、ゴールの滝を目指す渓谷のトレッキングです。真夏の活動としては最高に気持ちいいのですが反面リスクも高い活動です。安全に行動出来る装備、ウエアの準備をして経験者について行くことから始めましょう。
 シャワクラスタイル
装備
ヘルメット 移動時に転倒したり、岩の壁や隙間で頭が接触するので必ず着用します。登山用がベターですがカヌーや自転車用で代用可。
  救命胴衣  深い淵や滝つぼで泳いだり、飛び込んだりするので必携。カヌー用が機能的ですが市販品でも可。 
  ハーネス  登山や高所作業で使うシットハーネスです。リスクのある登り下りにスリングやロープで安全確保します。
  登山ベルト   ハーネスの代用として初級ルートでの確保用として使います。
沢靴(鮎タビ) 当方では渓流釣りの鮎タビを使用しています。低コストで履くのがラク。中の親指が割れているタイプです。
  運動靴  沢靴は 沢に入る時に履くので下りの下山道で靴に履き替えます。

スリッパ  終了後の車での履き替え用。
リュック
ディバック程度の容量でウエストベルトのあるものが良。中に食料、靴等を入れます。濡らしたくない物はジップロックで防水。
  帽子   蛭や虫予防とヘルメットのフイッティングの向上
ロープ 登攀の確保補助用として太さ8~9mmほど、長さ20~30m 水に強く、浮く材質の化繊ロープ。
スリング 直径120cm程度の輪になっている帯ひもです。ロープを出す程でない短い登攀ポイントでの確保用。
カラビナ 環つき、環なし2個程度
下降、確保器 エイト環又はATCです。主にロープ下降に使用。
  ファーストエイド    湿布や防水系のリバーテープ他。濡れないようにしっかり2重防水して下さい。
服装ウエア 
  ウエットスーツ  保温と外傷予防の目的。画はつなぎタイプですが、個人で持つには上下別がお薦め。厚さは1〜2mmが適当。
水着か下着 アンダータイツの下に着るのでピッタリしたもの。化繊の下着でも可
化繊長袖シャツ 水着の上に着ます。ラッシュガードか撥水性のいい化繊の長袖シャツ。
化繊半袖シャツ   気温により長袖の上に重ね着します。
長タイツ ラッシュタイツか化繊地のバッチで可。水着/下着パンツの上に履きます。防寒とマムシ、ヒルの対策。
カッパ上下 ウエットスーツがない場合に登山用のカッパを着用。ある場合でも上着は必要。厚手のウインドブレーカーで代用可
   スパッツ  カッパを履く場合や、マムシ対策の足首保護に
 脚絆  スパッツよりも厚く丈夫なので機能的、スネに装着して足首保護。マジックテープタイプがいい。
オーバーパンツ 膝丈程度の化繊の短パン。ウエットスーツの上に履きます。岩や木などの接触で傷みやすいので必着です。ジャージでも可。
   手袋 園芸や作業用の安価なゴム手が最適。手の甲は伸びる生地で。
靴下 2又は5本指のロングソックス。靴のフィッティングがよく、山ヒル、マムシ対策として。化繊がお薦め