沢登りの準備と危険   阿南・若杉谷 那賀・木沢コース 海陽・轟コース その他

夏の山あそび
沢登りシャワークライミング
 夏の登山で沢のある山の渓筋をルートに登っていく方法を沢登りといいます。靴のままバシャバシャ歩き、腰まで浸かると泳いだり、岩場をつたって進み、小さい滝は正面から取り付き、大きい滝は巻いて登り、水しぶきを浴びながら岩登りするのでシャワークライミングと呼ばれています。当方の体験では水量の多い短い区間で行っています。猛暑日には最高に気持ちいい活動ですが活動ですが、危険も多いので事前の準備が大切です。
沢登りの服装と装備 
服装
水着か下着 ピッタリした水着か化繊下着
長袖シャツ 化繊 長袖シャツ
  長タイツ  化繊 足首まである長タイツ
  靴下  化繊 スネまである長めの親指割れ靴下
  半袖シャツ   化繊シャツ。長袖の上に重ね着。
  カッパ上下 作業用カッパかウインドブレーカー。
  ハーフパンツ  膝までの長めの化繊パンツ。半ジャージでも可。
  濡れてもいい靴  沢に出るまでのアプローチで履く運動靴。
  帽子    ヘルメットの下に被るキャップ。タオルでも可。
  手袋   作業用ゴム手袋
   リュック   昼食、飲料、沢靴を収納
  ジップロック   食料、貴重品入れ
装備・用具(レンタル可)
  ヘルメット    普通のヘルメットで色は黒を避ける
  救命胴衣   体に合う小さ目のサイズを 
  登山ベルト  子供はスリング
  ウエットスーツ   レンタル料別
  沢靴か鮎タビ   レンタル料別
  カヌー上着   レンタル料別
 

沢登りの危険
   
  2003年よりシャワークライミング体験を始めました。昨今は短時間に大雨が降る線状降水帯が多発しているので実施においては直前の下見や雨量累積データが不可欠です。以前に下見で沢に入って1m程の岩が動いて背中から転落しました。幸いリュックがクッションとなり頭を打たず事なきを得ました。昔は100mm以上の降雨後は10日は沢に入るなと教わりましたが、今では50㎜でもいつ地震が多く気候が変わってきた令和はいつ崩れるかわからないリスクがあります。
沢に棲む生きもの

  マムシ

 ヤマカガシ

ヤマビル 

  ヒキガエル
 
スズメバチ
 
マダニ
   
 沢登りは登山道や遊歩道から外れて藪や獣道に入って沢に降ります。そこは人にとって危険な生物が棲息している棲家で、踏み込んでくる人は迷惑な存在でもあります。行動時は足元やまわりの状況に留意して行動しましょう。
①マムシ・・・・水のある遊歩道や一般道に棲息。マムシは胎生のため子を持つメスは昼間に明るい所で丸く座っていることが多い。体色が枯葉と近いので気づきにくく踏むと噛まれることがあります。マムシは本来臆病な性格で逃げることが多いのですが、個体によって違うので注意。

②ヤマカガシ・・・・マムシより咬まれる件数は低いのですがヒキガエルを主食にしているのでよくいます。顎の奥に牙がありおとなしい性格ですが、毒性はマムシの3倍で県内では血清のある病院は少ない。体色は場所によって変わり黒や、斑紋のないのもいるので識別が難しい。

③ヤマヒル:以前に参加者の女性の足首や首元についていた事がありました。短い靴下は足首が露出するので長い靴下を履き、襟元や袖口はきっちり締めるように留意。

ヒキガエル:薄暗い道路の端や沢の岩にじっと座っている事が多い。目の後ろに耳腺という毒の入った袋を持っていて危険を感じると白い液を飛ばすことがあり触らないように。皮膚につくと炎症、目に入ると最悪失明、口に入ると嘔吐、下痢、幻覚あり。

⑤ハチ:スズメバチだけでなく足長バチも巣に近づくだけで危険です。黒い色に反応しやすいので明るい色の帽子がおすすめ
マダニ最近は暖冬の影響で3月でも近くの草むらにもいます。服装の準備と行動後のチェックが重要です。