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平成24年5月、施設整備の最終として事務所前の庭にふじ棚のデッキと、ウッドフェンス設置に着手。20年以上前に父が植えた藤が成長して園芸棒で支えきれなくなって、暗い藤下がデッドスペースとなっていたのでウッドデッキのある藤棚を作ることにした。
略図を描いて作業土間を建ててもらったKさんに依頼する。費用を抑える為基礎等での作業は幼なじみのN君(園芸職人)に手伝ってもらう基礎工事の整地を行う。材料となる木材は雨や虫に強い米ヒバにする。
@N君に根切りの道具を借りて邪魔な小木を抜く。
A敷地の雑草を抜いて藤の根を傷めないように表面を整地する。
B砕石を敷いて基礎準備完了。
C束石をホームセンターで購入して位置と高さを決める。
Dモルタルで束石を固定する。
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根を切る道具 |
スペースを整地 |
束石で基礎作り |
木材は工事前に塗装 |
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さすがに折れない藤の木 |
棚に引き揚げる |
藤棚の塗料 |
デッキ表面は柿渋に |
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2週間後に咲いた花 |
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ダッキーハウスの塗装は全部柿しぶを使っていたけど、雨ざらしで塗り替え困難な藤棚なので、柱や梁は油性塗料にする。定番はキシラデコールがだけどホームセンターで塗料に詳しい女性店員さんが丁寧に説明をしてくれた事に嬉しくなって、ネットで買うのをやめてその店の「ウッドガード」の7L缶を買う。フェンスが焼杉なので色を聞くとその従業員さんがしっくり合うのを選んでくれた。
柱は油性にしたけれど、デッキは縁台として直に肌に触れるので表面は柿しぶでその上に柿渋用コートを塗る。このコート剤は水性自然塗料で、ロウのようなワックスだった。モノはいいけど値段が高いので今回は試しに塗ってみる。
藤棚とデッキの組み合わせで「ふじデッキ」と名付けたけど、出来上がると桟敷のイメージにになってしまった。(笑)
完成時はだらりとしていた木も日に日に樹勢が戻り、2週間後にポツリと花が咲いた。普通は咲かない時季の7月なのに棚の完成を喜んでいるようで感慨深いものがあった。 |
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