服装、装備 ※日店洞 |
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日店洞はダム湖の旧道路の山側脇に洞口があり、入って5mほど急傾斜を下ると深さ11mの縦穴があるロビーになる。主洞は50mほどの下り傾斜の横穴ですが、途中で上下3階に枝分かれや出合いのある支洞が巡っているアリの巣のような迷路構造。支洞をトータルすれば300mほどある。支洞は落盤や風化がすすむ危険な箇所もあり、鋭利に割れている岩や登り下りの急傾斜もあるのでロープ確保装備は必要。洞内は四季を通じて8〜17℃、湿度90%の暗闇、泥の層が混じっていて下層はダム湖とつながって水があり貯水量により変動する。降雨後はドロドロに汚れるのでカッパ生地が洗いやすいが引っ掛けて破れやすい。 |
ヘルメット |
小さめでツバのないものライトホルダーのあるものが最適だが、ない場合はテープで貼る |
ヘットランプ |
ライトは最重要。予備ライトと合わせて2個を持つ。電池予備も必携 |
つなぎ服 |
ケイビングでの定番服。中で汗で濡れやすいので地は乾きやすい化繊が良。 |
カッパ |
カッパは岩で破れやすいが、使用後の泥を洗い落としやすいので後がラク。 |
マスク 、タオル |
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手袋 |
作業用ゴム手袋が最適。軍手でも可 |
手合 |
作業服の店にある厚い綿生地のもの |
靴 |
底の硬いくるぶしを覆う高さのある靴がいい。ない場合は長い厚めの靴下でカバーする。竪穴があるので長靴はお薦めできない。汚れてもいい古い登山靴でいい。 |
靴下 |
足裏、足首を覆う厚手で長い靴下が良。薄手なら重ね履きを |
脚絆・スパッツ |
作業用服店にある布地の脚絆又は破れてもいい登山用のスパッツ |
下着 |
下着(アンダー)は重要。洞窟内は高湿度なので汗をかきやすく下着が濡れるので乾きやすい化繊生地の速乾性のもの。冬は厚手もありますが薄手を重ね着するのもいい。 |
中間着 |
上は山用襟シャツ、化繊Tシャツなど下はタイツ、股引かジャージズボン |
登山ベルト |
簡易ハーネスとして |
バック |
出来るだけ小さめで破れてもいい古いもの |
ロープ |
8〜9㎜ 20m程度 |
スリング |
クライミング用。登攀や下りの確保支点用・簡易ハーネスとしても代用。 |
カラーテープ |
行動ルートの目印としてつけていき帰りに回収 |
カラビナ
ヌンチャク |
スリングと合わせて使用。4〜5個 |
平面図 |
洞内地図やスケッチ用紙をクリアファイルに入れて準備。メモ、 |
救急薬 |
湿布、包帯、ガーゼ、絆創膏、消毒液、綿棒、三角巾、ハサミ、内用薬他 |
その他 |
非常食、飲み物、水筒他、メモ、筆記具
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